博士(工学) 東京大学
2017 - : 北陸先端科学技術大学院大学 , 情報科学系 , 教授
2011 - 2017 : 北陸先端科学技術大学院大学 , 情報科学研究科 , 准教授
2007 - 2011 : 北陸先端科学技術大学院大学 , 情報科学研究科 , 講師
2001 - 2007 : 国立研究開発法人物質・材料研究機構 , 計算材料研究センター , 常勤研究員(テニュア)
2001 - 2002 : ケンブリッジ大学 , キャベンディッシュ研究所 , ポスドク(EPSRC)
1999 - 2001 : 東京大学 , 物理工学専攻 , 日本学術振興会特別研究員
計算科学, 無機・錯体化学, 生物物理、化学物理、ソフトマターの物理, 磁性、超伝導、強相関系, 半導体、光物性、原子物理, ナノバイオサイエンス, ナノ材料科学
マテリアルインフォマティクス, 多体電子論, 量子化学, 物性理論, 電子状態計算, 超並列シミュレーション, 量子シミュレーション
多体電子論の未解決課題に対する解明
グループが専門とする第一原理量子拡散モンテカルロ法は、磁性や超伝導など特異物性の起源に関わる量子多体問題上の未解決問題群に対し「決定版的切札」とされている強力手法です。これまで、フント則の起源、電子相関によるバンド幅変化、磁気モーメントの発生起源、カシミア・ポルダー力、励起子モット転移といった話題に業績を挙げています。当該分野では、物理学/ 化学などの基礎科学のみならず、大型計算機に関する深い素養なくしてはトップレベルの理論研究は遂行出来なくなってきています。JAISTの高速計算機群に慣れ親しみ、計算機科学に関する優れた系統的コースワークを経験した新しいタイプの数値的多体電子論研究者の養成を目指しています。我々の研究成果は、JACS(IF=13.858)/Angewande(11.709)/Phys.Rev.Lett.(7.435)/JCTC(5.39)/Sci.Rep.(5.228)/Inorg.Chem.(4.857)/Phys.Rev.B(3.767)/J.Chem.Phys.(3.164)/J.Comput.Chem.(3.84)/Appl.Phys.Lett.(3.794)などに出版されています。
量子材料情報学, 統計的信号処理, ダイナミクスのモデリング, 現代量子脳計算論, 情報解析学特論, 人間情報学処理特論
米国化学会, 米国物理学会, 日本セラミックス協会, 日本応用物理学会, 日本化学会, 日本物理学会
会員 , 日本物理学会